※今回は代理参拝として訪れました。
こんにちは。
12月に入り一日一日が駆け足のように過ぎていきます。
寒暖の差も激しく、体調が崩れやすい時期。
身体はとても正直ですしいろいろなメッセージを日々送ってくれています。
この時期は身体が喜ぶことを積極的にしたいですね。
参拝もそのひとつだと私は思います。
さて今回は掲載許可が下りましたので、本日行った代理参拝について書こうと思います。
場所は東京都央区にあります水天宮(すいてんぐう)。
こちらに代理参拝へと行かせていただきました。
今回依頼してくださったのは私の地元、福島県の友人O君(仮名)でした。
彼とは長い付き合いなのですが、久しぶりに連絡が来てこの仕事を始めたことを告げるとなんと直ぐに依頼をくれたんですよ。
何となく今回の出来事は偶然ではなく神様が繋いでくださったご縁ではないかと感じています^^
話を聞くと先月に入籍したとのこと。
所謂〝授かり婚〟で既に奥様は妊娠3か月だとか
私の地元では特に年配の方達は信心深く、子供を授かると安産祈願に行くように勧めます。
ただ我々の世代になると価値観が変わり祈願に行く家庭は少なくなっています。
O君も全く考えていなかったといいます。
しかし相手方のご両親より安産祈願はしないのかと言われたようです。
仕事も忙しい為、夫婦揃って出かける事も出来ずどうしようと悩んでいた時に、偶然に僕と連絡が取れた。
これを奇跡と言わずなんと言いましょうか^^
実は私には子供が居り、過去に安産祈願としてこちらで参拝したことがあります。
そのお陰もあるのか大きな病気一つなく元気に育ってくれているので彼にそう言った事も話した結果こちらに参拝が決まりました。
■■■【参拝にベストな日】■■■
水天宮ではより安産祈願や子宝祈願の効果を高める日があります。
〝戌の日(いぬ)〟です。
丁度15日が〝戌の日〟であり、かつかつ大安も重なっていたことから代理参拝を行いました。
以前参拝した時もそうですが〝戌の日〟の参拝はとても行列ができます。
14時に行ったのですがこれだけの方が並んでいるんです。
参拝するために並んでいる時に回りを見てみると子供を連れた家族が意外といました。
二人目、三人目と子宝に授かれるようにと言う意味も含めて何度も訪れてるのかなとか自然と思ってしまいました^^
寒い中でも祈願をする。
それだけ強いご利益を秘める神社なんです。
■■■【歴史】■■■
水天宮の歴史はまだ浅く、誕生は1818年の江戸時代。200年しか経っていないんです。
当時の久留米藩主である有馬家が水天宮を江戸でも参拝できるようにと分霊したのが始まりです。
本来は有馬家の屋敷神として祀っていたのですが、たいそうご利益があると江戸中に広まり、塀の外からお賽銭が投げ込まれるほどの人気だったのだとか。
いつの時代も噂は伝わるのが早いですね…笑
そこから幕末、明治維新と領地の返還などで移動があり、2016年に現在の本殿が完成しました。
■■■【現代的な社殿】■■■
入口も神社とは思えないとても現代的な作りになっています。こちらは以前撮ったものですが…
おしゃれですよね^^
また緊急災害時の避難所としての役割も担っているとか!
こんな綺麗な場所で多くの方の祈願に応える神様を紹介しましょう。
■■■【御祀神と御神徳】■■■
水天宮の御祀神は4柱
・天之御中主(あめのみなかぬし)
・安徳天皇(あんとく)
・高倉平中身宮/平徳子
・二位の尼
「天之御中主神」は最初に現れた神様として有名で、全ての物や命の「生みの親」とも呼べる存在。
安徳天皇は三歳で即位しますが六歳という若さで亡くなった天皇。壇ノ浦に入水して亡くなった事から水の神、子供の守護神として信仰されています
二位の尼は平清盛の妻。最後は壇ノ浦で孫にあたる安徳天皇を抱いて入水します。
本来水天宮の神様は、もともとは「水天」と呼ばれる神様でした。
それが神仏習合時代に「水」つながりで「天之水分神(あめのみくまりのかみ)・国之水分神(くにのみくまりのかみ)」となったと言われます。
音の響きが「みこもり(お子守)」に聞こえることから、水天が安産・子育て・子守の神様として信仰されるようになったのだとか。
神仏分離となった後は、「天之水分神・国之水分神」から「天之御中主神(あめのみなかぬし)」に置き換えられたそうです。
安徳天皇達が祀られる理由としては、入水したことから水天皇と呼ばれており、水天と同一視されたことから水天宮で祀られるようになったためです。
当時はまさかこのような仕事をするとは思ってもいなかったのであまり気にしておりませんでしたが、今となれば元気に生まれてきてくれた理由が分かりますよ。
また神様だけではなく、水天宮内に置かれる物も安産や子宝関係に大きく力を貸してくれる存在がいます。
■■■【素敵なご利益物】■■■
こちらは子宝・安産・子供の成長を願うとご利益があると言われる子授け犬の像。
犬は一度に多くの子供を産んでもお産が軽いことから安産の象徴と言われています。
私も当時何度も撫でた記憶があります。
今回は友人夫婦に変わり、よくよく撫でさせてもらいました。
他にも「安産子育河童」と呼ばれる像もあったり。
なんで河童?と思われるかもしれませんが、河童は水天宮の使徒といわれているそうで、「魔除けの河童」や「河童の土鈴」という「水難、火除け、魔除け」が売れられているんです。
自分達だけの参拝だけでなく、水天宮では子供の安産祈願(8000円)も行う事ができます。
また、腹帯と小ぎれのお守り(4000円)も頂くことができるのですが、人気ということもあり祈願のために数時間待つことも少なくありません。
待ち時間も考慮して、安産祈願のご祈祷はせず、腹帯のみ、あるいは小布のみ購入される方も多いようですので、参考になさってください。
今回は急だったこともあり祈願やお守り等の希望はありませんでした。
O君からは再度時間が出来たら依頼するという形で、今回は代理参拝を完了させていただきました。
参拝の証明となる御朱印も時間の都合上受け取ることが出来なかったので、代わりとして水天宮近くの松島神社の方も参拝しこちらを送ることとしました。(こちらは私からのお祝いという事もかねてより多くの神様に力を分けて頂くという意味で参拝しました。)
参拝に行った気持ちになれるよう、写真や動画はを添付しております。
後日、早いうちに実際にO君がお参りしてから、義両親にはご報告をするようです。
O君。元気な子が生まれる事を私も祈っています^^
今回は依頼下さりありがとうございました。
奥さんも体調に気を付けてお過ごしくださいね!
「マノコネクト」では安産祈願、合格祈願、その他ご祈願のための代理参拝をさせていただいております。
お気軽にお問い合わせください。
※補足:正しい安産祈願について
妊娠5ヶ月の最初の戌の日を選んでお参りするのが正式な祈願作法と言われています。
しかしなかなか都合がつかない方もいますし、何より妊婦さんの体調が大事です。必ずしもとこだわる必要はありません。
妊婦さんの体調と相談して決めるのが一般的となっていますので安産祈願の参拝を考えているご夫婦は参考にしてみてください。