※今回は代理参拝です
こんにちは。
オリンピックが延期になりましたね。
都内のコロナ感染者もグンと増えて週末には不用不急の外出に関しては自粛するよう要請がありました。
ロックダウンなどの噂もあり既に都内では食料の買いだめなどが起こっている状況。
昨日買い物に行ったらカゴパンパンにみなさんが食料やトイレットペーパーなどを入れてレジに並んでいるのを見て怖いなと思いました。
重要なことではありますが、メディアも煽ることを止めるべきときだと思いますよね。
まだまだこの騒動は終わらないでしょうが一日でも早く収束のめどが立って欲しいですね。
数日前ではありますが、馬橋稲荷に参拝に行った際にもう一箇所代理参拝として足を運んでおりましたのでそちらの記事を掲載許可を頂きましたので記載したいと思います^^
今回こちらに代理参拝のご依頼がありましたので行って参りました。
■■■【歴史】■■■
具体的な起源に関しては明確なものはなくいくつかの説があります。
1189年に源頼朝(よりとも)が奥州(東北中部)討伐の時にこの地に立ち寄り、側近の安達盛長(あだちもりなが)に命じて社殿を建立させたと言う説。
また、家臣の村田兵部某(むらたひょうぶなにがし)が高円寺村にとどまり農民となった時、大宮の氷川神社を勧請して社殿を建立したのが起源と言う説など色々と説があるようです。
明治時代に第二次世界大戦による戦災で社殿が焼失してし、昭和46年(1971年)に再建されたそうです。
黒い鳥居というのもなかなか見ないので貴重ですよ!
また、1948年(昭和23年)に気象神社が遷座されました。これは全国でここにしか存在しません。
■■■【御祀神と御神徳】■■■
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
┗厄除け(水難・火難・病難除去)・五穀豊穣・学問上達・縁結び
八岐大蛇を討伐した神話におけるスーパースター!
祇園様、八坂様とも言われる神様であり多くの神徳を持ちます。
暴徒とも呼ばれた一面を持ちますが、日本最初の和歌を詠んだと言われる詩人の一面もあるんです。
八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに
八重垣作る その八重垣を
新しい新居で妻を守る為に八重垣を作った。ここで長く生活していくという意味です。
家庭を持つ男としての意思を感じる人間臭い内容ですよね。
「古事記」によれば多くの神様が世に降臨されますが、スサノオは人間にとても近い存在だと感じます。若い時は感情のままに行動するけれど、大人になることで考えを持ち行動するようになる様がね。
■■■【参拝理由】■■■
今回は代理参拝ということでこちらに訪れました。
氷川神社と言えば縁結びの色が強いのですが今回は末社への参拝が目的でした。
日本で唯一の神社。気象神社(きしょう)
依頼主は長崎県にお住いのIさん。
昨年ヒットした映画。〝天気の子〟を最近になって見てハマったようで、聖地巡礼と観光としてこちらに旅行に訪れる予定だったそうですが、コロナの影響もあった為に断念してしまったとのこと。
容易にこれる距離ではないからこそ、夏に再び観光できるように、コロナ収束との願いを込めての代理参拝依頼です。
また聖地巡礼の空気感だけでもとのことで、境内の動画と写真撮影もお願いされました。
■■■【気象神社】■■■
一番の目的である気象神社の参拝
行った際、数名の参拝客がおりましたが、氷川神社の方ではなく先に気象神社に行っていたほど人気が伺えました。
気象神社は、もともと1944年(昭和19年)、大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区馬橋地区)の構内に造営されました。
御祀神
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。
天岩戸にこもった天照大神様を外に出した知恵の神様です。
世界に「太陽」を取り戻し、世の中を救うことに成功しました。
このことから「気象の神様」と祀られるようになったのです。
戦時中、軍にとって気象条件は戦略、作戦を講じるのに大事な要素であったため、科学的根拠に基づいた予報がされていました。
地学、気象学で予報するはずの気象を祈願するのは気象観測員の心のよりどころとされていたそうです。
その後、戦後の神道指令で撤去されるはずの気象神社でしたが、調査漏れにより残存。
調査もれとありますがもしかすると気象神社の神様が力を使ったのかもしれませんね。
八意思兼命は“様々な立場から考える”を、「兼(かね)」は“兼任”をあらわし、“一人で二人以上のことができる”という意味の名前をお持ちです。
日本に唯一しかない気象神を歴史的な文化財として残したいと思ったのかもしれません。
■■■【参拝を通して感じた事】■■■
同日、こちらに訪れる前に馬橋稲荷神社の方を参拝していました。
そこで思ったのですが…
もしかしたら馬橋稲荷についた時点で八意思兼命がいたのでは無いか。
そう気象神社を参拝して思いました。確信しましたよ。
八意思兼命はその名の通り『晴』『曇』『雨』『雪』『雷』『風』『霜』『霧』という八つの気象条件を司ることができるとされていますが…
思えば拝殿に向き合ったときにどちらでも同じ雰囲気の風が流れてきました。
氷川神社の方で参拝すると風が全くなかったのですが、気象神社の鳥居を潜った瞬間風が吹き荒れたんですよ。
〝やっと来たのか〜!さっきからアピールしていたの分かった?〟と言われていることが改めて気づけました。
気づきましたよ^^とお返事すると正直その場に居られないくらいの風が強くて他の方も焦って居たので申し訳なかった笑
馬橋稲荷を先に最初に訪れてしまったのですが、その想いに八意思兼命が気付き姿をずっと見せてくださっていたようです。
「いや頼まれたならこっちに先にきなさいよ!」と怒られたのでそこは謝っておきました。
晴れ渡った青空のなかで凄まじい風が吹き荒れる中で会話した時
「今ちょうど言葉を伝えて来ました。会えなくて残念だけど落ち着いたらおいでね!その時は全力でお話ししましょう!」と言葉をいただきました。
最近意識を持って多くの神様と繋がれている感覚があります。
まだ感覚的ではありますが言葉がわかるようになって来ました。
受け取った言葉もあながち間違ってなかったんですよ。
参拝完了を伝えるべく連絡するとiさんから面白い連絡を頂いたんですよ。
iさんはその頃、友人と遊びに行っていた牧場で親しげに近づいてくるにわとりがいたのだとか!
八意思兼命はニワトリと深い関係があるんです。
天岩戸で天照大御神を誘う為に使った方法の1つに岩の前ににわとりを置き鳴かせたと言われます。
偶然?と思いましたが牧場に行ったことも前日に決まったとのこと。すでに八意思兼命が繋いでくださったのかもしれませんね。
これまで一度もお会いしたことのなかった神様ですが素敵で優しい方だなと思いました。
■■■【御朱印】■■■
こちらが氷川神社の御朱印。ひな祭りということでお雛様が描かれていました。
こちらが気象神社の御朱印。日本唯一と押されているのが面白いなと。
2つ合わせるとハートの形に見えるのも素敵ですよね。ズレてすみません笑
「天気の子」効果で聖地巡礼の地となりましたが、それ以前には天気を意識する職業の方が多く参拝に訪れる場所でした。
テレビ局の方であったり、土木関係の方であったりと。
試験などを控える学生さんや親御さんなども訪れたり。
やはり自分が勝負を成功へと導きたいと思うのであれば自身に有利な状況で臨みたい。
であれば八意思兼命が天照大御神を作戦通りに導いたように、こちらの御神徳は求める結果を確かに導く場所だと言えましょう。
コロナによって試験などの日程が変更となった場所もあると聞きます。オリンピックも延期されました。
折角ここまで準備をしてその予定が崩れることで調子も崩れる方もいるかもしれません。
そんな調子を改めて整え、万全の状態で気持ちも強く望めるよう、気象神社にて調節の祈願を行うというのもアリだと思います。
気になるかたはぜひ訪れてみてください。
今回のように聖地巡礼として写真をとるなどの代理参拝も受けておりますのでお気軽にご連絡ください。
iさん。この度はありがとうございました。コロナが収束してから改めて観光にいらした際は是非対話を楽しんでください^^
隣に自販機がある手水舎。なかなか見ないからある意味新鮮でした笑