こんにちは。開運アドバイザーの昴です。
都内の自粛期間が月末まで伸びましたね。
昨日少し外に出ていたのですが、連休も開けたことでとても人が多く出ていました。
平日だったということもありますが自粛疲れも相当重なっているのかなと感じましたね。
ブログの整理をしており久々に1月の記事を昨日読んでいたのですが、思えば1月からコロナ騒動が始まっておりもう少しで半年を迎えるんですよね。
あの時はここまで多くに影響が及ぶとは私自身思っていませんでした。
一日も早い終息を願うばかりです。
さて今回そんな終息を願ってある神社に行ってきました。
千代田区にある太田姫稲荷神社です。
■■■【歴史】■■■
1457年(室町時代)に建てられたこの神社。
本来は江戸城の中に建てられました。
江戸城を建てたと言われる太田道灌(おおたどうかん)の娘が天然痘を発病したのが始まりでした。
当時、まだ天然痘を治す治療法が確立しておりませんでした。
発症したら受け入れるしかない。
回復するかは神様に願うしかもう方法はなかったんです。
そう考えると今の時代は本当に良くなったと思いますね。
彼もまた同じ状況になり、天然痘に効果のある神社を必死に探したそうです。
結果、彼が辿り着いたのは大阪の一口稲荷(いもあらい)と呼ばれる神社。
祈願した結果なんと娘は完治し、感謝した道灌は一口稲荷を江戸に勧請し築いたのが始まりです。
■■■【御祀神と御神徳】■■■
太田姫稲荷神社に祀られる神様は四柱
・倉稲荷神(ウカミタマ)
┗五穀豊穣、商売繁盛、殖産興業
・菅原道真公
┗勉学、勝運招来
・徳川家康公
┗開運招福、困難克服
・金山彦神(かなやまひこ)
┗殖産興業
鑑定で使う神様のエネルギーをカードの方に込めました^^
■■■【アマビエに似た伝説】■■■
さて何故この場所がアマビエに似た伝説を持つのか。
この神社の勧請元である一口稲荷に答えが隠されています。
時は839年。有名な歌人である小野篁(おののたかむら)が航海をしていた際に大荒れしたのが始まりとされます。
鎮まるよう祈願したところ、白い髪の老人が現れたのだとか。
ただその条件として〝鎮める代わりに私を祀れ。疱瘡を患えばお前は危ないからちゃんと祀るんだ。そうすれば病にかかることはない〟と言われたのだとか。
篁はその言葉通り京都の里に祀ったのが一口稲荷の始まりとされています。
アマビエも自分を広げることで病気を鎮めると言われているので似ていますよね^^
時が経ち太田道灌がこの噂を聞きつけ祈った際に娘の天然痘が消えた為それを感謝し東京の地に感情したのです。
ここで気になるのはその老人の正体。
祀ったということで神様として扱われていると思いきやそれらしい名前がありませんよね。
名前は太田姫命というようで太田道灌の娘という意味ではないのだとか。
一体誰なのか。詳しいことは分かりませんがアマビエに通づるものがありますね。
■■■【参拝を通して感じた事】■■■
入り口の白い鳥居が周囲にあっておりとても映えるなと思いました。ただ中に入るとそこは異空間!
やはり木造って心が落ち着くと言うか安心して手を合わせられます。
この神社、街の中にあるということもあり、それほど大きくはありません。
末社も以前はあったのですがそれも合祀されました。 それが金山毘古神です。
見れる場所も少ない神社故に参拝だけで考えれば5分もいるには長すぎる場所だったりします。
ですが気づけば30分ほどいました。
何というか、不思議なんですよ。
色々と考えさせらえる要素がたくさん盛り込まれているというか。
まずはやはり太田姫の存在ですよね。
こうして改めて祀られている神様と歴史を見るとどういう存在だったんだろうと考えたくなってしまう。
それに境内に社務所らしき場所があるのですが調べたところ今は無人。
長らく人がいないようです。それでも人が休める様に椅子が置かれており、綺麗でした。
御朱印もお賽銭の横に置いてあり自分で押せるスタイル。お初料はそのままお賽銭箱にという感じでしょう。
と、その側にこの様なものがおいてあるのです。
風邪喉封治のお守り。
中を開いてみると
びっしりと文章が。
一体誰がこれを書かれて定期的にでしょうがおかれているのか。
謎だなと。
それにもう1点。
ここ数日東京では二日連続で地震が起こりました。そんな中でこちらに参拝した際に手水舎を見た時驚きましたよ。
ナマズなんですよね。
昔からナマズは地震を引き起こす霊獣とされているのでこの状況で対面するとは予想外でした。
ここでも謎だなと思ったのが、だいたいどこの神社でもその神様に縁があるものを祀っているものですよね。
例えば天神さまだったら牛だったり、春日系列であれば鹿だったりと。
ナマズであればタケミカヅチが有名ですから鹿島神社などですがここは稲荷です。
何故ナマズなのか、そう考えるととても謎めいた神社だと思いました。
■■■【頂いたメッセージ】■■■
やはり神殿というより手水舎のナマズが境内に入ってからとても気になっていました。
実は参拝後に近くの薬局に寄ったのですが、箱マスクが最後の1個で売っていたのですよ。
今この時、気を抜かずに頑張れと言われているのと同時に連日の地震のこともあるので未来においても準備をしておけと言われている様に感じました。
■■■【御朱印】■■■
こちらは神主さんが不在のため賽銭箱の側に置いてある判を押す形となります。
なかなか見ないタイプですからスタンプラリーではありませんが自分で押せる様の御朱印など用意して集めてみるのも面白いかもしれませんね^^
■■■【まとめ】■■■
アマビエが人気ですから何か良い話のネタでも!と少し軽い気持ちで訪れた場所でしたが、、、
思った以上に考えさせられる神社でした。
ミステリー好きには堪らない神社とも言えますよね。
アマビエが世間で注目されています。
全国にアマビエの御朱印などよくみられるようになりました。
関東からなら太田姫稲荷に参拝に行かれれば良い神徳をいただけるのではと思いますよ。