※今回は代理参拝の記事です
依頼者様に記事の確認をし、許可をとって記載させて頂いております。
こんにちは。開運アドバイザーの昴(すばる)です。
緊急事態宣言が解除され梅雨に入りました。
ニュースを見ていると怖いと言いつつも楽しんでいる様子を見せている人々。
神社やお寺界隈でもお礼参りなどが多くなりそうですね。
御朱印郵送などを行なっているところが多かったのでね。
世間では喜びムードに染まってはいますが、それに浸れない人達もいることは忘れてはいけません。
甲子園が中止になったことなどまさにそれです。
今回代理参拝を頂いたお客様。
詳しい場所は伏せさせ得ていただきますが、コロナによって甲子園が中止になるかどうかでどうにかそれだけはとご家族の方より祈願の依頼をいただいたのです。
最後の年だからとスポーツ、勝負祈願を祈りこちらに代理参拝に行ってまいりました
墨田区の
亀戸香取(かめいどかとり)神社。
甲子園は中止になってしまったことは非常に残念ではありましたが、その後連絡で嬉しいご報告がいただけましたのでそちらも載せさせて頂きます。
■■■【歴史】■■■
665年(飛鳥時代)、藤原鎌足が地方に赴いた際にこちらによったのだとか。
よった際に旅の安全を祈るために香取神社を勧請したのが始まりとされます。
何故香取かというとこちらの祭神は経津主神
国家鎮護の神として祀られ武将の祖神と呼ばれます。
時は過ぎ、平将門が乱を起こした時俵藤太がこちらを参拝し祈願したところ勝利を収めることができ、そのお礼参りの際に弓矢を奉納したのだとか。
奉納した弓矢は勝矢と呼ばれ、毎年5月5日には「勝矢祭」と呼ばれる催事があります。
■■■【御祀神と御神徳】■■■
亀戸香取神社に祀られている神様は三柱
経津主神(ふつぬし)
┗武神、戦神、勝利祈願、国家鎮護、国土開発
武甕雷神(たけみかづち)
┗勝利祈願
大己貴命(おおなむち)
┗縁結び
上記の神様たちは香取、鹿島信仰という信仰も持っていますね。
何故ここに大己貴命なのかと言えばやはり国譲りの際に重要な関係性だったゆえにということなのでしょうか。
■■■【参拝理由】■■■
今回は代理参拝として訪れました。
九州地方のAさん。自分ではなくお子さんのためにどうかということで調べられたのだとか。
インスタグラムからも以前と比べると連絡を多くいただけるようになり、ネットの世界はやはり凄いなと思います。
見合ったサービスをしなければと改めて身が引き締まる思いです。
今年お子さんが部活最後の年ということで、一生懸命頑張ってきたからどうにかコロナによって試合が中止にならないように祈願して欲しいと依頼を受けました。
■■■【日本屈指のスポーツ祈願場所】■■■
スポーツ関係で調べてみると一番上に出てくるほど有名な知名度を誇る亀戸香取神社。
祈願に訪れた方々がとても知名度が高いからということもあるのでしょうがやはり祀られる神様の歴史がよりその効果を強めているのでしょう。
神仏の歴史が描かれる古事記には彼らが確かに交わっているんです。
大己貴命は国づくりをするために日本各地を奔走していました。
長い時間をかけようやく日本という国ができたのです。
豊かになった時を見計らい天照大御神がその実権を譲れと幾度も大国主に使いを送るのですが、そこは百戦錬磨の大己貴命。
さらりと交わし長い時間が経っていたのです。
そこで最後は武力行使だということで経津主神と武甕雷神が使いに送られました。
インテリな大己貴命ですから武力で来られると太刀打ちができず、最後には実権を明け渡すことになります。細かくみるとそのやりとりは子供達がやっているんですがね。
その後実権を失った大己貴命はせめて自分が頑張った証をくれと出雲大社を立てることを条件に隠居生活に入ってしまったわけですね。
二人の武力の神様に迫られたらそりゃ太刀打ちできません。
やはり気迫がすごいですからね。
どんな誘惑にも屈しなかったから諦めるしかなかったとされていますから、それだけ勝負事に対してもストイックな意識で臨めるというものでしょう。
以前は敵として向かい合いましたがここでは力を合わせる意味で祀られております。
大己貴命の思慮深く聡明な力が加わりますから、勝負事においてもパワープレイだけではない知恵も加わって圧倒的な勝利が約束されるのだなと感じました。
また時間をかけて日本を作ったからこそ1つの事をやり遂げるという意味でも効果がありますよね。
また縁結びの神徳も含まれますから良いライバルの出現や自分をたかめる、自分の価値を深めるという意味でも他のスポーツ必勝を謳う場所以上の価値を持つんだと思います。
■■■【参拝を通して感じた事】■■■
自粛中に代理参拝をしたということもあり参拝客は少なかったのですが、思ったのは参拝客が運動しているだろうなと思われる方しかいなかったということ。
とても広い境内ではありますがやはり空気がピリついていましたね。
勝負前のあの緊張感といいますか、境内にいる間は常に気持ちが昂ぶっていましたね。
感覚が昂ぶっているからか置かれているもの1つ1つから力強いエネルギーも感じれたのも特徴でしたね。
こちらは勝石と呼ばれる幸運を呼ぶ岩ですが、触れるとじんじんと鼓動と言いますか脈のような石に流れるエネルギーが感じ取れました。
日が当たっているから暑いだけだと思うかもしれませんが^^
はっきりと触れる部分によって暖かくない場所もあったほどですから、最近参拝を通してより深く色々な見方や捉え方が変わってきたなと強く感じます。
狛犬さんも少し上の方から見下ろしているので威圧感がありました。
とはいえ拝殿はどっしりとしていて心地よく代理参拝の方行わせて頂きました^^
■■■【末社と見どころ】■■■
亀戸香取神社、実はとても多く末者があります。
天祖神社
御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ伊勢神宮の御内宮)
江東区内では最も古く、口伝によるとこの地が四辺海に囲まれていた頃、漁船がしばしば風浪の危難に会う毎に、伊勢の大神を祈念すると災害を免れたという事で、太平榎塚に小祀を営み鎮祭されたといいます。
稲足神社
御祭神:面足神 (おもだるのかみ)、惶根神 (かしこねのかみ) 相殿に金山毘古神 (かなやまひこのかみ)、宇賀御魂神 (うがのみたまのかみ)
明治35年香取神社隣接地に所在していたが境内に移転。
産業発展・家運隆昌稲足神社
福神社
御祭神:事代主神 (恵毘寿神 えびすしん)、大国主神 (大国神 だいこくしん)
御由緒:元々御本社の相殿に奉仕されていた大国主神と併せて明治年間に至り、七福神のうちの恵比寿神・大国神として境内に鎮祭しました。
御神徳:富徳円満・商売繁昌の守護神 福神社
ちなみにこの二柱の像が拝殿のそばにあるんです。
水をかけてたわしで洗い清めると神徳がいただけるのだとか。
依頼されていた場所があったのでこちらも行わせていただきました^^
熊野神社
御祭神:家津御子大神 (けつみこのおおかみ)ほか天神地祇十三柱
三峯神社
御祭神:国常立命(くにとこだち)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)
火防、盗難除
水神社
御祭神:水波能女神 (みずはのめのかみ)
災害防止、氏子住民の安体を祈願して石祀をもって建設しました。
開運鑑定の際に扱うカードに神徳を込めて頂くべく集めて並べたのですがとても多くて笑ってしまいました。
神社周辺で大根が生産されていたので大根碑もおかれています。
■■■【御朱印】■■■
コロナということもあり社務所の方はお休みでした。次回行く機会があれば頂こうと思います。今回はこちらで用意した参拝証明書を送らせていただきました。
■■■【まとめ】■■■
参拝した際はどうか重要な試合の方が行うことができますようにという祈願をさせて頂きました。
しかし時間が経って全国に自粛要請が出たということもあり望んでいた形が取れなかったと連絡を頂きました。
私としてもお役に立つことができなかったとお伝えしようとしたのですが下の方に素敵なご報告もあり私自身心が救われました。
※ご本人に許可を頂き載せております
他の方から見ればこの結果はそんなに喜ぶべきものではないだと思うかもしれません。
事前のやりとりで親子としてのやりとりが少なかったからこそこの変化を聞けたこと、そしてこうして感謝を頂けたことは私としても嬉しかったです。
思春期という事もあり私もそうでしたがなかなか親とは関係が薄くなりがちな家庭が多いですからね。
良い意味で家族としての縁、絆が深まったからこそお子さんも自分の思いを素直にいうことができたのではないかと思います。
スポーツとしても有名ではありますが個人的には勝負事に対して強い成功の流れを作り出してくださる神社だと感じます。
何か失敗できない事を今抱えている、コロナによって色々な考えが変わって新しいことを成功させようとしている。
そんな方にも素敵な後押しをしてくださる場所だと思いますので興味がありましたら参拝にいかれればと思います。
遠方の方に関しても代理参拝の方行わせて頂きますのでご連絡頂ければと思います。
Aさん。改めて素敵な結果になりましたことおめでとうございます^^
↓亀戸の由来だそうです