※今回は代理参拝です。
こんにちは。
学生の皆さん、先日はセンター試験お疲れましたでした。
今年で最後となる大学入試センター試験。
来年からは「大学入学共通テスト」となるそうで、色々変わっていくなと変化を感じます。
先日、試験直前に代理参拝の依頼の方が入りましたのでご紹介していきたいと思います。
(掲載許可の方は取っております。名前に関しては伏せさせて頂きますね)
今回依頼をお受けしたのは栃木県に住まわれるSさん(仮名)
東京の大学を受けるお子さんの合格祈願の念押しとして代理参拝の依頼を頂きました。
墨田区にある神社。
亀戸天神社(かめいどてんじんじゃ)です。
■■■【御祀神と御神徳】■■■
天神と言う事で〝菅原道真(すがわらのみちざね)〟を祀る神社。
学業成就に霊験あらかたと言われています。
境内の中には5歳の道真公の銅像が設置されております。
関東と言いながらもこの三つは全て都内にあると言う事で、どこに参拝に行くべきか?と質問を頂く事があります。
凄い素直な感想を言えば欲張って全部行きましょう!と言いたいところですが、余程都合がつかないといけませんよね。
寧ろ時間が無いから1つだけ絞っていきたいと言う方の方が多いわけで…。
なかなか判断が付き辛い方が多いという声を実際に受けておりますので私なりの解釈でそれぞれを紹介しようと思います。
そこからご自身に合った場所を見つけて頂ければ幸いです^^
■■■【参拝に適した方】■■■
※私の主観で書きますので、必ずしも正しいとは限りません。一個人が発する、情報の一つとして役に立てて頂ければと思います。
亀戸天神社に関してですが…
・浪人生などではなく現役の学生
・目標とする進学先を決めている方
・忙しい中でも恋人がいる
・受験生であっても恋もしたい
と言う方が参拝する事でより強いご利益が見込める場所だと私は思うんです。
何故亀戸天神が現役生向けで恋も楽しみつつも目標に向かって楽しみながら頑張りたい人向けの神社だと思うのか。
それはまずこちらの始まりからお話してみたいと思います。
亀戸天神社は東の太宰府と呼ばれ、1646年に当時の大宰府神官の菅原大鳥居信祐公が創立しました。
天神・天満宮と名の付く神社の総本宮は〝北野天満宮〟とされています。
こちらは道真の死後、彼の祟りを鎮める為に建てたてられた神社です。
谷保天満宮は息子の菅原道武(すがわらみちたけ)が父を思う為に作った神社。
故に同じ天満宮であっても受け継がれた流れやルーツが異なるのです。
私はこの歴史を知った時、生前と死後で分ける事が出来るなと思ったわけです。
生前は現役生。死後は浪人生とね。
大宰府は生前の道真公が左遷させられ懸命に働いた末に生涯を閉じられた場所。
生前の道真公は神童と言われ、その才の下多大なる出世を果たしました。
結果、その才を妬まれ大宰府に左遷させられましたが、挫ける事なく懸命に国の為に尽力を尽くした。
まさに彼の生きた証が刻まれる場所が大宰府でありその流れを継ぐ亀戸天神は現役の学生に力を分けて下さるなと。
勿論全ての現役生がこちらに行きましょうとか、浪人した方は来てはいけないとかはありません。
また亀戸天神社では恋愛関係にも悩める方を応援してくれます。特に…
・遠距離恋愛
・一途な愛を求めたい
・一方ではなく互いに相思相愛な恋愛
に霊験あらかたなと言えるでしょう。
まずその為に意識したいのは鳥居から本殿に続く3つの橋を渡ると言う事。
■■■【三世一念の理】■■■
境内には心字池(しんじいけ)と呼ばれる、心の字を模した形の池があり、そこには3つの橋が掛っているんです。
橋は人の一生に見立てており…
入口の鳥居の近くにある太鼓橋(男橋)は過去を(2020年4月21日画像追加)
次の平橋は現在を(2020年4月21日画像追加)
最後の太鼓橋(女橋)は未来を(2020年4月21日画像追加)表しているのだとか!
スカイツリーも見えますよ^^
そして自分自身のこれまで、現状、理想とする未来を意識して渡る事で心が清められると言われています。
恋愛に置き換えると、自分が憧れていた恋愛、今している恋愛、理想とする恋愛を思いながら歩くことで、恋愛運が高まる事を意味します。
■■■【境内に散らばる末社】■■■
亀戸天神の末舎は境内に広く存在して居ます。
平橋と女橋の間には弁財天が祀られる〝弁天社〟もありますので金銭的にも困らない恋愛を築く事が出来るでしょう^^
本殿で参拝を終えたら傍にある花園社(はなぞのしゃ)に向かいましょう^^
こちらには道真公の奥様とそのご子息14名が祀られています。
彼女は夫と下に大宰府にわたる事は許されず、京に残され再開することはなかったのだとか。
それでも彼だけを一途に愛し続けた事、妻として多くの子を育て上げました。
恋愛の形は千差万別ですが、遠くに場所に居ても揺るがず愛し合える関係を望む方には是非参拝をお勧めする場所だと申せます!
また受験生にとって重要な事と言えば体調管理!
境内の中には病気平癒に効果てきめんなご利益を授けてくれる存在が居ります。
最初遠くからだと何が起こってるか理解できないかもしれませんね笑
近づいてよく見てみると…
これ…塩です笑
てんこ盛りの塩にまみれた狛犬。ひっそりと神楽殿の裏に隠れているんです。
由来は謎なようですが、古くは赤い涎掛けをしてイボ取りの神様とされていたそうです。
塩が盛られるようになったのはここ20年位の事なのだとか。
刷り込む事で病気が治るともいわれているのでこちらで祈願をし試験に臨む事で当日に風邪を引いた!なんて事態を避けれるのではないかと^^
また道真公と言う事で縁の深い撫で牛もしっかりと存在しています。
参拝者が親しく触れることにより病を治し、知恵を授かる、ヤル気を引き出したり、まだ出せていない才能を開花させる力があるそうです。
全力で撫でさせていただきました笑
試験直前であったり試験の事を考えてしって緊張した状況の中で、牛を撫でるなんてなかなか無いので良い意味でリラックスし癒されるんだと思います。
入口の鳥居の近くには筆塚がありこちらに使い古した筆記具を納めると書道上達、学問向上の御利益が得られるといわれています。
またこちらでは学業成就鉛筆と言うカラフルな鉛筆がありますのでこれまで頑張って使ってきた鉛筆を奉納し、鉛筆を購入して当日に臨んでも良いかもしれませんね^^
境内をめぐっていると幼少の道真公の隣にこのような石碑が置かれています。
鷽(うそ)という鳥の置物で、天満宮では1月の24・25日に、鷽替え神事と言う特別な催しが行われるんです。
「今までの悪をウソとし、全ての吉(よき)にかえる」
とするもので、古くから天神信仰に伝わる独特の催し事です。
一年間の凶事を「嘘(うそ)」と考え、天神様の「誠(まこと)」に替えて頂き、正しい幸運を招くという神事。
これまで積み重ねた失敗が強力なバネとなり、志望校合格も掴み取る事が出来るのではないでしょうか^^
学業成就の祈願、どこにしようと悩まれている方が居りましたら是非こちらを参考にして頂ければ幸いです。
■■■【藤まつり】■■■
4月の下旬頃になると、境内には綺麗な藤の花が咲き始めます。
東京一の藤の名所としても有名で天気の良いときに行けばスカイツリーをバックにインスタ映えなんかも狙えますよ!
とても綺麗じゃないですか?^^
合格祈願の際には咲き誇る藤の花に未来に輝く自分の姿を願い・・・
御礼参りの際には自分の頑張りを思い出しこれまでを振り返りながら未来にさらに輝く自分の姿を重ねてみる。
同じ花といえど輝き方が同じなものなど1つも無いのだから。
その時に見れた花の色を強く目に焼き付けそこから先の未来に期待を込めて見ましょう^^
■■■【まとめ】■■■
今回現役高校生と言う事でSさんの合格祈願をしてきましたが、やはり現役だと理解してくださったからなのか参拝を終えた、階段を降りた時後ろから強い風が吹いたんです。
道真公が〝頑張れ!〟と言ってくださったのかなと思っていたら、連絡をするとなんとSさんのお子様も帰宅時に強い風を受け取ったのだとか!
神様の共有が出来た事、成功を感じてなりません。
まだまだ諦めなければ必ずサクラは咲きます。
今回の様に直前に依頼をされても、正しく向き合って下されば今回の様に反応を神様もして下さるはずです。
代理参拝の方受け付けておりますので興味を持たれた方が居りましたら気軽にご連絡くださいませ^^