こんにちは。開運アドバイザーの昴です。
今回は少し参拝を通して反省する事がありました。
自分の中で改めて神様との向き合い方を考えされられた日となりました。
先日打ち合わせがあり虎ノ門まで行ってきました。
実は知り合いを通して、良い縁を結ぶ事が出来、その方と待ち合わせをしていたのですが…
遅れるとの事でこちらに参拝に行ってきました。
ビルと一体化しているとても珍しい神社。
都内では唯一の金刀比羅宮としても有名です。
京都の安井金刀比羅宮は縁切りで有名ですね。
何かを断ち切ると言う意味ではこの神社はとても強力な効果を示してくれる場所だと断言できます。
今回、私は〝甘えた考え〟を断ち切って頂けました。
そして改めて神様と向き合う時の意識の大切さを学べました。
■■■【御祀神と御神徳】■■■
金刀比羅宮にて祀られている神様は二柱
・崇徳天皇(すとくてんのう)
・大物主命(おおものぬし)
崇徳天皇は祖父と父の確執に巻き込まれ罪人とされ不運の死を遂げた天皇。
弟にさえ、献上した写本が〝呪いが掛っていそうだ〟と言われ捨てられたとても悲しい人生を送った方なんです。(きつい…)
日本三大怨霊ともいわれるほどその念は強く、一説では己を妖怪に変化させたとも。
天狗の親玉は崇徳天皇だともいわれているそうですよ。
大物主命は本来は怨念とは程遠い方で実は皆さんも一度は聞いた事がある神様だったりします。
大国主(おおくにぬし)。聞いたことありますかね?
大物主は大国主の分身とされる方なんです。
■■■【都内に三箇所しかない特別な鳥居】■■■
都内で三箇所にしかない鳥居。四方からの悪しき流れを断ち切る力を持つとされます。
四神(朱雀・青龍・白虎・玄武)が設置される珍しい鳥居なんです。
江戸時代から存在していたとされるので当時の方々と同じ空間を過ごせるのはとても素敵な事ですよね^^
昔は一生に一度はこんぴらさんと言われるほど参拝がしたかった場所だったのだとか。
それだけ悪縁を断ちたかったのでしょうか。確かに生きていくなら良い縁と繋がって生きていきたいですしね!
■■■【参拝理由】■■■
実は数年前に京都の金刀比羅宮に行き、悪縁との縁切りをして頂きました。
今でもあの境内に漂うカラッとした感覚を覚えています。
結果的に当時切りたかった悪縁を切って頂く事が出来た事もあり何時かお礼参りをと思っていたのですが…
なかなか行く機会が無く、数年が経っていました。
やはり旅行ついでに参拝に行くのは良くないなと個人的に思う次第です。
とは言え勧請された金刀比羅宮があるのでそちらに行けばいいのですがね。
なかなか個人的にあの空気感が印象深く圧倒されて行こうと思えなかったんです。
人の念って強いもので、事尚更縁切りに関してはお世辞にも良い想いは籠ってないんですよね。
予定していた時間よりも遅れると言う事もあり、時間も出来たので足を運んでみようと想い参拝へと行ってみました。
丁度境内から軽やかな音楽が流れており、様子を見てみると設置されている神楽殿にて神楽が行われていました。
今回は〝稲荷山〟と言う演目の神楽が披露されていました。
■■■【参拝を通して感じた事】■■■
まず最初にお伝えしたいのは縁切りもそうですが〝強い思いを込めて参拝〟するであれば必ずお礼参りを行って欲しい。
特に金比羅神社においては!
こちらの神様達はそう言った礼儀をとても重んじる方々。
実は参拝を通して境内に入った段階でとても気持ちに落ち着きが無くなっていました。
イライラしていたんです。特に怒る理由もないのに。
正直神様が身体の中に入って来たのかななんて思ったりもしました。
私への警告と言いますか。
もっとしっかりしなさいと言う厳しい示しをしてくれたのだと思うんです。
正直私は今回怒られたと思っています。ただその怒りとは意味がある物でした。
※個人的に感じた事ですので受ける感覚は人それぞれです。
■■■【優しい怨霊】■■■
何故優しい怨霊と書いたのか。それは怒りのエネルギーを通して向き合う大切さを教えてくださる方々だから。
怨霊というと怖いイメージしかないと思いますが、歴史って複雑だなと調べていて思いました笑
彼らが怨霊と呼ばれた理由は簡単に言えば〝嫉妬〟です。(※私なりの解釈です)
崇徳天皇は上記で説明しましたので大物主に関して説明をさせて下さい。
昔疫病が発生した際、何をしても収まらず国が乱れた時期がありました。
当時の天皇は国家安泰の象徴として天照大神を祀り大切にしていたのですが…
実は大国主にとってはあまり良い思い出を共有した相手では無かったりするんですよ。
端的に言うと大国主は努力して努力して日本を創りここから豊かにしていこうと思っていた矢先に、天から天照大神が「あとは我々がこの地を収めるからお勤めご苦労」と半ば強引に実権を取ってしまったんです。
勝てる見込みがない大国主はそこから隠居生活に入ったわけですが、やはり一矢報いたかったと言う想いもあったのではなかったのでしょうか。
発生した疫病の原因は大国主によるもので、自分を祀れば無くしてやると言う事で箕輪山に祀られたと言う経緯があります。
一生懸命がんばって作った場所だからこそ、横取りされた事も恨むでしょうし…
何より頑張った事を人々は知らずに、横取りした天照大神をたたえると来たらやはり横やりを入れたくなったのかもしれませんね。
他の神社の神様は間違いをしたとしても優しく示してくれました。
ですがこちらに関してはどちらの神様も筋を通さないとだめだと厳しくしかってくれたと私は思います。
生き方に関して曲がった事やずるい事を感じるととても厳しい示しをされる方達だなと思ったんです。
だからこそ優しい怨霊と表現しました。
■■■【御朱印】■■■
御朱印。手水舎がとても綺麗だったのでそこで撮ってみました。良いタイミングで水滴が落ちてきて個人的に満足な一枚です。
手水舎に関して2つありますので見つけてみて下さい。
■■■【有名な縁切りの裏にある最高の縁結び】■■■
縁切り祈願は縁結び祈願とセットとして行われます。
京都の安井金刀比羅宮は縁切り念が強いから縁結びの祈願を行っても効果が少し弱まるイメージが個人的にはあったのですが…
こちらに関して言えばそんな事は無く、同時に確かな良縁を結んで下さる末社が存在します。
末社の〝結神社〟。縁結びのご利益を授かれる場所です。
名前から結びの文字が入ってる事から強力な縁を結んでくださると期待できます。
実際こちらでは赤い紐が売ってあり、傍に括り付ける事で縁結び祈願が出来ると有名なんです。
赤い糸って所がロマンチックですよね。
ただ糸と言うよりチューブレベルの糸だったので本当に切れない縁が期待できそうだなと思いました笑。(近くで撮っておけばよかった…)
縁切りを願って、同時に絶対に切れない良縁を祈願する。
それが果たす事が出来る場所がこの場所だと思いました。
また縁切りの名が強いからこそ…
都内で唯一の〝禁酒・禁煙〟祈願が行える場所として有名なんです。
依存してしまうとやめられないものですから頼ってみるのも良いと思います^^
またこちらではもう一つの末社として〝喜代佳稲荷〟と呼ばれる稲荷神社もあります。結神社の隣です。
縁切りを終え縁結びの祈願をした後で、その後の生活が豊かになるようにと言う祈願も忘れずに行いましょう^^
■■■【まとめ】■■■
〝想いの念〟が強い神様と言うのはそれだけセンチメンタルな存在だと今回の参拝を通して学ぶ事が出来ました。
当時縁切りをお願いした際に確かに私自身断ち切りたかった縁を切る事が出来ました。
本来まず〝その節は有難うございました〟と言うべきはずが、仕事を優先した言動をとってしまった。
また、時間があるからついでという気分で参拝はするものではないと思いました。
目的があって、会話する理由があって、心を通わせたいと願う意思があっていく事で神様は初めて笑みを見せてくれる。
むやみやたらに御朱印が欲しい!と言う事で足を運ぶ事も良いですがやはり神社の在り方を考えるのであれば容易に訪れるべきではないのかもしれないと強く感じました。
とは言え受け取り方は人それぞれ。足げ無く通う事が間違っているとは言いません^^
ただ私個人としてはむやみやたらな参拝は自分的にはあっていないと感じたのです。
その想いをくみ取って下さったのか、鳥居で一礼して打ち合わせに向かう頃にはすっかりと気持ちも落ち着き良い話し合いをする事が出来ました。
気持を引き締めると言う意味でも良い体験が出来た参拝だったともいます。
ここまで書いてしまうともしかすると不安になられる方もいるかと思いますが金刀比羅宮自体はとても素敵な場所です。
自分に厳しく今断ちたい物があれば是非力を借りる事をお勧めする場所です。
何か断ちたい、そこから良い縁を繋いでいきたいと今思っている方がいれば是非参拝してみて下さい。
代理参拝に関しても受け付けておりますのでよろしくお願いします。