こんにちは。
年越しまでカウントダウンが始まりましたね。
私はこの時期が好きです。
クリスマスムード一色から一転して正月ムードに変わるこの時期が。
世間の空気に緊張感が生まれるんですよ。
新年に向けて大掃除をしたり、仕事納めのために動いたり…
学生さんにとっては受験の最後の追い込みをかけている時期だったり。
年明けに全力で休む為にみんな活発になる。
日本全体が力強い動のエネルギーで満たされる感じを覚えるんです。
ただここで注意したいのは周りに影響され無駄に行動が空回りしてしまわないようにすると言う事。
沢山やりすぎて本当にすべき事を忘れてしまって迷ってしまった。
もしもそんな経験があると言う方は、是非こちらの神社に参拝に行って欲しいと思います。
長い階段を上った先に鎮座する歴史ある神社 (地味に疲れました笑)
初詣でもないのに行列が出来ていて人気を実感します。
千代田区にある日枝(ひえだ)神社
今人生で悩みを抱えていたり、行動が空回りして思うように望んだ方向に進めていないという方にとても絶大な助力を授けてくれる神社です。
■■■【歴史】■■■
建てられた年は不明とされますが始まりとしては埼玉県川越市にある日枝神社を勧請した事が始まりとされています。
500年の歴史を持ち、徳川家が将軍家の産土神として祀った由緒ある神社です。
東京十社と呼ばれる有名な神社の一つで〝出世〟に関して霊験あらかた。
平日にも関わらずビジネスマン達が列をなしていました。
近くには国会議事堂があり、政治の中心地と言う事もあって参拝客もかっちりとした服装の人がとても多かったです。
長くこの地が政治の中心地として続く理由が分かった気がします。
■■■【参拝目的】■■■
年末ということもあり 茅の輪(ちのわ)を潜りにいってきました。
こちらが茅の輪。
年に2回(6/30・12/31)行われる〝大祓(おおはらえ)〟の時に潜る事ができるこの茅の輪。
日々生活する中で知らない間に犯した罪や過ち、心身の穢れを祓い清める効果があります。
黄泉の国から戻ってきたイザナギが行った禊祓いが起源とされ701年に年中行事と定められ今に続いているんです。
1300年間ずっと行われている由緒正しい行事。
神社とかかわる仕事を始めて感じる事として、建物そのものもそうですが、行事などで歴史に触れる事が楽しいと思うようになりました。
長く続いている行事や建物を見るたびに、古代の人たちが見た景色を自分も見ていると思うと気分がよくなるんです。
都合上大祓には参加できないのでせめてもと輪くぐりだけ行ってきました^^
※近年茅の輪に関して、毟(むし)り持ち帰るというニュースを見ますが、他の方の穢れを持ち帰っている事と同じことですのでやめましょう。
■■■【神聖な使いの神猿】■■■
日枝神社といえばお猿さんが有名です。
輪をくぐり拝殿に向かうと両脇に可愛いおサルさんたちがこちらを見つめてきます。
右がオスの猿。「商売繁盛」や「社運隆昌」にご利益あり。
左がメスの猿。子猿と共にいる事から、子宝や安産、縁結びや家内安全のご利益を持ちます。
他にも猿の像が置かれているんです。
神様と人間のあいだをとりもつ「神猿(まさる)」と称され、撫でる事でご利益が増大するんだとか。
猿である理由は、祀られる神様が山の神様だからなんです。
■■■【御祀神と御神徳】■■■
日枝神社に祀られる神様は四柱
・大山咋神(おおやまくいのかみ)
┗山の神様。お酒の神様。産業繁栄の神徳を持ちます
・国常立神(くにとこたちのかみ)
┗この地を作った神様。生命力の象徴とされます
・伊弉諾(いざなみ)
┗縁結び、家庭内安全の神
・仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
┗八幡三神の一人。
猿は山の神様の使いとされており、その繋がりからご眷属として置くことになりました。
「さる」という音から「勝る(まさる)」「魔が去る(まがさる)」と考えられ、勝運の神や魔除けにご利益があります。
また音読みの「えん」という音から、「縁(えん)」が該当するので商売繁盛や縁結びのご利益も期待できます。
■■■【参拝の目的と末社】■■■
先日のブログにて神様からのサインを紹介する記事を書きました。
今月に入ってから私の頭の中に漠然と〝猿田彦神社〟と言うワードが浮かんでいたんです。
「来なさい」とでも言うような主張。
何というか神様は私の事を見抜いているなと改めて思いましたよ。
先日の八幡様に関してもそうです。
実は私自身最近になって悩みを抱えていました。
この仕事に関する悩みです。
まだ初めて三ヵ月ですので悩みを持つレベルではないと言われればそうなのですが、やはり良くして行きたいからこそ色々考えるんです。
〝ああすればいいかも〟〝この方法ならもっと知って頂けるかも〟とね。
でも考えを直ぐに行動に移せなく、案だけ大量に抱えてしまっている状態になっていたんです。
そんな時〝猿田彦神社〟のワードが強まっていったのです。
ですからクリスマスではありますが近くに用事があったので思い切っていってみようとこちらに訪れました。
とはいえ日枝神社においては〝猿田彦神社〟は3つの末社の中の1つ。
境内の地図でいえばこちらに存在します。
そしてこれが実際の末社の入口
中に入ると2つの社殿が。
左が山王稲荷神社、右が猿田彦神社/八坂神社となっています。
少し順番は左右するのですがまずは猿田彦神社から笑
御祀神は名の通り〝猿田彦神(さるたひこのかみ)〟
物事を良い方向に導く神様と言われていて、仕事運・道ひらきに強力な助力を授けてくれます。
イメージは天狗などが多いですね!
八坂神社は八坂信仰として祀られるスサノオが御祀神として祀られております。
神徳は厄除けや病気平癒など
隣の山王稲荷神社も素晴らしい神社です。
と言うよりこの神社において最も大事な存在です。
ここを素通りしては十二分なご利益は感じる事が出来ない。
と言うのも、山王稲荷神社は日枝神社の遷座以前からこの地に祀られていた、日枝神社の地主神です。
この地主神をきちんと参拝することで、より開運を引き寄せる事が出来るのだとか!
故に私利私欲のお願い事はせず、感謝に徹するのが吉です。
本来神様は尊く恐れられる存在。
ご利益を授けてくださいお願いしますと願うのではなく、こちらで参拝する事を認めて頂きありがとうございましたと感謝を述べる。
神様との向かい方を見直す場所が山王稲荷神社です。
日枝神社には入り口が複数あり、稲荷神社と猿田彦神社側から入る場合は千本鳥居をくぐる事ができます。
なかなか都内では見る事ができない千本鳥居。とても神秘的な雰囲気を醸し出しています。インスタ映えにも使えそうです
■■■【頂いたメッセージ】■■■
両手を合わせ対話に臨むと思ったよりも早い段階で反応が見られました。
今までの参拝で対話する時は後ろからスーッと首に巻きつくように風が吹いてきたのですが、今回上から下に風が流れて、一瞬胸部留まったのち、足元に数秒間滞留したのです。
「焦らず今は地に足をしっかりと根付かせなさい。心を通わせる努力をしなさい」
猿田彦神がそう言っているように私は感じました。
腑に落ちる点もあるんです。
神社に行った際もよい角度を見つけるとまずは一枚と挨拶と許可を頂く前に写真を撮ってしまったり…
お客様とやりとりをする際も勝手に参拝場所のお勧めなど伝えてしまったり…
また自分自身でも考えた案を中途半端にやって、結果やったままにしたりと…
〝まずは仕事を形にしなければ〟という想いが先行してしまい肝心のお客様や神様、自分自身とまっすぐに向き合っていなかった。
昔から私は心配性で物事を行う時焦る癖があります。
それを導きの神様は見かねて今回呼んでくださったのだなと強く実感しました。
運気が上昇してご利益を感じる方と言うのはこういった感覚を持っているんだなーと思えましたよ。
茅の輪をくぐり不浄を祓い、心のもやも晴れて2019年最後の参拝はとても満足のいくものとなりました。
■■■【御朱印】■■■
御朱印の方を探したところ、決められた時のみしか得られないとの事でしたので今回は日枝神社の御朱印を2つ頂きました。
こちらが通常の御朱印
次は面白いですよ。
日枝神社となる前の日枝大社の時の御朱印。時期としては戦前のものだそうです。昔の御朱印を得る機会ってなかなかないですよね。
また日枝神社では御朱印を頂く際に記念としてしおりも頂く事ができます。
可愛いですね。お守りもお猿さんで可愛いですけどこれだけでも満足できます。
■■■【まとめ】■■■
自分の未来に関して自信をもって歩き出す力を授けて下さるご利益が詰まっている日枝神社。
今自分が何をすればよいかわからない
考えている事があるけれど正しいかわからない
仕事や生活において好転を作りたい
それだけではなく神様に対する姿勢も改めて意識できるこの場所。
大山昨神は、山の神だけでなく「スタートの神様」とも呼ばれています。
猿田彦神の納得いく示しを受け気持ちをリセットし、改めて良いスタートを切る。
今明確な答えが欲しいと望まれるのであれば、参拝してみるとよい結果を頂く事が出来るでしょう。
※日吉神社・山王神社等は日枝の系列ですので近くにそういった名前があるという場合は同じご利益を授かる事ができるはずですので行ってみてください^^
ブログを読んで頂き興味を持って頂けましたらいつでもご連絡頂ければと思います!
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